数年前まで巷で英語力の指標とされていたのがTOEICの点数でした。TOEIC700点で入社が認められ、800点が昇進の条件など、TOEICは日本の会社において一定の役割を果たしていました。
現在は新しくCEFRという世界基準のものさしで英語力が測られるようになってきました。CEFR基準ではリスニング・リーディングのみでなく、スピーキングやライティングなど全領域を鍛えなくてはいけません。そのため、より実践的英語力が試されると言われています。今では新たに発行されるテキストや、諸々の検定試験(英検、TOEIC、TOEFL、IELTSetc)など、全てこのCERF換算で見られるようになりました。
CERFはA1→A2→B1→B2→C1→C2という指標になっており、イメージとしてはAレベルがたどたどしい英語の運用力、Bレベルが一通りの意思疎通ができるレベル、Cレベルが齟齬なくきちんと意思疎通ができるレベルといったイメージになります。(表参照)
今後自分の英語力を鍛えていくには、世界基準の意識を持つことが大事になってくることでしょう。
みなさんの英語力はCEFR基準のどこにあたっていますか?