2025年の6月の試験より実施される英検準2級プラスについて、以前のブログでは1次試験の解説をしていきましたが今回は2次試験について解説をしていきたいと思います。
まずサンプル問題については、こちらのリンク
https://www.eiken.or.jp/eiken/item/2025rw_sample3.pdf
を確認してみてください。
英検2次試験の形式は2級と同じ程度で、それより平易な単語ばかりが使われています。そういう意味で、英検準2級以上、2級以下といった落としどころになっています。2級と同じ対策パターンを覚えることでとても簡単にクリアできるものとなっています、
採点基準:Attitude(態度)3点満点、リーディング5点満点、No.1:5点、No.2:10点、No.3:5点、No.4:5点
(※上記は英検2級を参考にした恐らくの配点で、公式では未確認です。)
No.1
2級と準2級ではおなじみの問題です。ほとんどの質問が"How~?"で聞かれていて、その答えは"By -ing"と答えるものとなっています。本文にはいつも"by doing so,"または"in this way"などのフレーズが入っており、その前の文章の動詞を-ing化させて答えるという鉄板の問題です。(たまに"Why~?"("as a result" "thus", "therefore"が本文には記載)で聞かれることもあり。)
パターン化することで機械的にさらりと答えられるようにしておきましょう。
No.2
3コマイラストの流れを説明する文章です。与えられた出だし、イラストについている吹き出し(The girl says, "-".のように直接話法で答えると楽なのでおススメ)、コマとコマの間の時間表現を組み合わせ、特に3コマ目のオチを準2級の二次試験でやったようにきちんと説明できれば攻略できます。1~2コマをさらりと言う練習と、3コマ目のオチを言う練習(準2級のNo.3で代替練習が可能)を行うといいでしょう。
No.3、No.4
いずれもYes/Noで意見を聞く問いになります。"Do you think~?"といった文を中心に聞いてくるので、自分の答えやすい方を言いましょう。(※自分の意見はYesだとしても、Noの方が言いやすいなと判断したらNoで攻めていきましょう。)また答え方についても、何を言っていたのかがわかれば2-3文程度で意見を言うのがいいです。1文目に自らの立場や意見を言い、2(3)文目にはその理由や、具体的な話などが添えられるといいです。
No. 3,4の裏技
何を言っていたのかよくわからなかった場合、まず質問で言っていた単語を拾い集めましょう。例えばサンプル問題のNo3ではplasticぐらいしか理解できなかった場合、"①Plastic is an important problem. We use it a lot. ②So we need to think about it."のようにどんなトピックでも無難に対応できる型をいくつか持っておくといいでしょう。①(----- is interesting/convenient/important等)②(So I like it a lot/we need to solve/think about it 等)
準2級プラスの二次試験は準2級のそれと比べても、イラスト問題が3コマになっている点以外は大きく変わりません。No.2の問題を重点的に鍛えておくことでしっかり合格を勝ち取りましょう。