世界中で政治が動いています。日本では国会での勢力地図が変わりました。アメリカではトランプ氏が大統領に2回目の就任です。ウクライナ、ロシア、シリアなど、速いテンポで様々なことが起きています。新鮮な情報を海外から入手するとしたら、海外のニュースや新聞が便利です。政治にかかわるニュースを読んだり観たり聞いたりするときに、知っていて便利な単語をご紹介しましょう。
アメリカはご存じの通り大統領制を採用しています。議会(Congress)は2院制です。国会議員はcongressman、congresswomanと呼ばれます。上院は各州2名の定員制、下院は人口比に応じた議席数が、いずれも選挙で選出されます。上院は Senateと呼ばれ、上院議員はSenatorです。一方、下院議員はHouse of Representative、省略して The Houseと呼ばれます。議員はRepresentativeです。アメリカは日本と異なり、民主党(Democratic Party)と共和党(Republican Party)の大きな政党2つが勢力を争っています。大統領はこれらの2大政党のいずれかから選ばれることになります。トランプ大統領は共和党、バイデン前大統領は民主党所属です。

大統領が選ばれるプロセスは、日本で総理大臣の選ばれ方とはかなり違います。本選の前年に候補者(candidates)が名乗りを上げ、年が明けると予備選・党員集会、全国党大会を経て党から大統領選挙の候補者が選出されます。presidential primaryと呼ばれる予備選、caucusと呼ばれる党員集会の華やかな演出は注目を集めます。そして、各党で選出された大統領候補(presidential candidate)と副大統領候補(running mate)がタッグを組んで本選へと向かいます。副大統領候補を「相棒」と呼ぶところが面白いですよね。大統領選の2年後に行われる中間選挙(midterm elections)では議員の選挙などが行われ、大統領の残り任期や次期大統領選挙の行方を占うものとして世界中が関心を寄せます。
政治の中枢機関の仕組みや呼び方が国ごとに異なっています。イギリスでは、トップは議会で選出された総理大臣(prime minister)です。議会は2院制ですが、上院に当たる貴族院(House of the Lords)と下院に当たる庶民院(House of the Commons)で構成されているところが特徴的です。下院は選挙区(constituency)で選ばれた議員(Member of ParliamentまたはMP) で構成されます。イギリスは小選挙区制を採用しているため、政権の交代が比較的頻繁に起こります。保守党(Conservative Party)と労働党(Labour Party)の2大勢力のいずれかが政権を担当してきています。上院には選挙はありません。貴族が議員を務め、終身任期制が採用されているためです。

世界中のニュースがネットで簡単に閲覧できる時代です。海外から直接手に入れるニュースを読むことは、日本語のニュースよりも生な感じがあって楽しいのではないでしょうか。挑戦してみてくださいね。