進学する学校にもよりますが、高校に入学するにあたって「留学」を意識する生徒が増える傾向にあります。
「英語を習得したい」「海外に住んでみたい」「大学の推薦の理由を作りたい」等々、理由はさまざまです。
では、実際「留学する!」と思ったとき、どんなことを確認すればよいのでしょうか。

①エージェントを選ぶ
高校生の留学を支援してくれる機関やエージェントは数多くあり、「トビタテ!留学JAPAN」、「スマ留」、「EF」、「留学情報館」、「WISH」、「ヒッポファミリークラブ」など様々あります。また一部の私立では提携校を一部の国で展開し、現地で取った単位を日本の高校で単位交換として認定されるため、1年などの長期留学後に元の学校に何事もなく戻れるシステムを採用しています。いつでも先生に相談できるため、最も活用しやすい方法のひとつでしょう。(※注意点は長期留学をすると数学で大きなハンデを背負ってしまうため、理系進学をする人は要注意です。)

②目標を定める
短期であっても長期であってもあっという間に留学期間は過ぎてしまいます。貴重な時間を無駄にしないためにも、留学の目的をはっきりさせ、その期間にできる目標を事前に立てておきましょう。
例えば、留学中は一切日本の動画を観ないとか、日本人同士で群れないとか、学校では自ら外国人に話しかけるようにするなど、具体的に書き出してリスト化することをおすすめします。

③留学する前に知っておくべきこと
・楽しいことばかりではない
 事前に勉強していても、現地の人の言っていることがよく理解できない、ホームステイ先の家族と仲良くなれないなどはよくあることです。留学は楽しいというイメージを持ちすぎるとそのギャップによるダメージは多くなるため、大変なこともあると頭の片隅にでも覚えておきましょう。

・語学力は一気に伸びない
 「海外で暮らせばペラペラになる」と思い込んでいる日本人はとても多いですが、実際は話せるまでのレベルに到達するまでかなりの時間を要します。
学校以外の時間に日本人の友達と過ごしたり、家で日本のテレビや動画を観ていたりしていたら、まず話せるようにはなりません。1日のスケジュールを立て、一人でいる時間は文法書を読んだり単語を覚え、外では極力現地の人と話す機会を作りアウトプットする時間を設ける必要があります。

・海外の嫌な面を見ることがある
 ガイドブックやネットで見る海外の景色はとても美しく、憧れも強くなることでしょう。住む国や地域にもよりますが、現地の人たちから嫌な目で見られたり、理解できない行動を目にすることも多々あります。どの国でも独自の文化とマナーがあります。あらかじめ「日本とは違うんだ」という考えを持って行くことが求められます。好ましくない面を見つけても、それもその国の文化だと思って受け入れる姿勢を作ることも留学の大きな意義です。

最後に:留学しないと分からないこととは何かを考えてみましょう
お金と時間を掛けて留学するメリットはなんでしょうか?便利なツールと環境に恵まれている日本では、海外へ行かなくとも語学を習得することは十分可能です。また、外国人との交流も場所を探せば難しくはありません。しかし、実際に自分の足で海外に行き、現地の人と触れ合うことでしか感じ取れない喜びや苦しみがそこにはあります。また、実際に日本人として現地の学校へ行くと日本人がアジア圏の中でも特異気質であることを感じる人はとても多いものです。「空気を読む」「相手に合わせて発言する」「個性を出すことを控える」など、これらは海外に住んで初めて感じるものです。また、街中にゴミが散乱していたり、使ったショッピングカートを戻さなかったり、電車の中で大声でおしゃべりをするなど、海外では当たり前の光景に驚くことでしょう。しかし、そういったことを肌で感じることで、改めて日本の良さに気づかされ、日本人であることに誇りを持てるようになります。

留学を勧める理由は数えきれないほどあります。現地で思ったような生活が送れなくても、「そこで生活した」事実は帰国した後必ず今後の生活の糧になるでしょう。

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